5月30日(土)に鎌倉ハイキング「古都 鎌倉〜鎌倉最古の寺院と竹林をめぐる〜」を
開催しました。
当日の実行委員長(MIA会員)から下記のような感想が寄せられました。
五月三十日【土】 鎌倉散策を終えて
実行委員長 山本博司
「いざ、鎌倉。時は皐月(さつき)末。昔からこの月の動植物として、花橘や時鳥(ホトトギス)があり、和歌によく詠まれています。
その月初旬に現地事前調査を実施し、この場所が季節にぴったりだと確信。当日は鎌倉駅から集合場所に指定した杉本寺。時間的に見学こそできませんでしたが、通訳より天台宗の鎌倉最古の寺の説明を受け、そこから報国寺に移動。臨済宗建長寺派の同寺院では、庭園や竹林は美しく、外国の方々も感動しておりました。
その後、源頼朝と北条政子が歩いた(かな?)、巡礼古道を散策しながら衣張山頂上まで登りました。なんと目の前には相模湾と鎌倉箱根の山々。そして、遠く富士山は白く濁った空の中に姿を隠しておりました。
頂上(ハイランド公園)で昼食をしながら、お互いの国の文化等を語り合い、外国人のことを多面的に知ることができた貴重な機会でした。日本人にとっても日本再発見ができ、自らの文化の長所を伸ばし、魅力や価値を向上する場でもありました。下山途中では(大切岸、名越の切り通し)など歴史遺跡も見学しました。
日本人と約10か国からの外国人、総勢43名の参加者にとって、素晴らしい思い出となりました。お互いに理解できた、この喜びは参加してこそ味わえるものです。」
鎌倉ハイキングの様子
報国寺(竹寺)
竹寺としても著名な報国寺で、美しい竹林の中を散策しました。
衣張山(きぬばりやま)
日差しが強い日でしたが、美しい緑の中はとても涼しく、多少の傾斜も心地よいハイキングとなりました。
富士山
見晴しの良い高台では、晴天により富士山もはっきりと見えました。
お猿畠の大切岸(おさるばたけのおおきりぎし)
鎌倉時代に崖の岩を削って建設に使っていた石切り場の跡