金融機関
口座の開設 | キャッシュカード | 印鑑 |
電気やガス料金などの公共料金の支払いには、銀行、郵便局の口座から自動的に引き落とされるように手続をすると便利です。
全国に展開する大きな銀行として、東京三菱UFJ 銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・りそな銀行があるほか、地域ごとに中小の金融機関があります。
銀行で口座を開設する場合は、本人であることを確認できる書類(在留カード、パスポート、印鑑)が必要です。大手都市銀行には、印鑑の代わりにサインでも口座が開けるところもありますが、地方銀行は印鑑が必須の場合が多いようです。事前に問い合わせてください。
また、日本に6ヵ月以上滞在していなければ、口座開設を認めないという銀行もあります。
窓口:平日9:00~15:00
ATM:曜日、時間帯によって振込・引き出しに手数料がかかります。
口座を開く際にキャッシュカードを作ることで、お金の引き出し、振り込みなどを現金自動預け払い機(ATM)で利用できるようになります。ただし、ATMでは取扱金額に制限が設定されているものがありますので、その場合は窓口で手続をしてください。
ATMは、コンビニエンスストアにも設置されていて、24時間利用できるところもあります。
日本では配達荷物の受け取りや、預金通帳の作成、アパートの契約など様々な場面でサインの代わりに印鑑を使用します。
書留・小包・宅配便の受け取りの証しとして必要な、日常的に使う印鑑で、「認印(みとめいん)」と呼びます。携帯電話や銀行口座開設の際にも必要になります。銀行に登録した印鑑は、預金の引き出しや口座を解約する時に必要ですので、保管には十分注意してください。
認印は漢字、仮名、ローマ字でもかまいません。
役所に登録した印鑑を「実印(じついん)」と言い、15歳以上で在留カードを持っていれば、区役所で一人につき1個の印鑑を登録できます。法的な効力を持ち、重要な書類(契約書・官公庁での諸手続、不動産や車の購入、保険金や補償金の受領)を作成する際に必要となります。
発行には在留カードと当該印鑑が必要です。住所地から転出するときは、印鑑登録証を役所に返却することになっていますので注意してください。
「実印」は在留カードと同じ表記でなければなりません。