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住まいの探し方

住宅の家賃は部屋の広さや設備、周囲の環境、交通の便、建物の新しさなどで変わってきます。日本は国土が狭いので、不動産の価格は比較的高く感じられるかもしれません。自分の希望条件をはっきりさせたうえ、契約条件をよく確認して住まいを決めましょう。

情報を集めるポイント

  1. 知人や会社の同僚などから聞いてください。
  2. インターネットや住宅情報誌(フリーペーパーもある)に載っている物件の情報で、希望する条件に合うものを探してください。
  3. 希望する地域にある不動産業者に行ってみると、雑誌などに載っていない情報が得られる場合があります。
  • インターネット・住宅情報誌などで情報を収集
  • 条件に合いそうな候補をいくつか選定し、仲介業者に連絡して部屋を見せてもらう
  • 契約内容を確認し、気に入れば入居の申込みをする
  • 正式に契約をかわし、必要な費用を支払って鍵を受け取る
  • 引っ越し・入居

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保証人

通常、賃貸借契約には保証人が必要になります。ただし、最近では、保証人がいなくても部屋を借りることのできるシステムが増えつつあります。保証人とは、あなたの代わりにあなたの債務支払いの義務を負う人です。保証人は、「独立の生計を営む成人」であることが条件なので、家計を支える収入のある人でないと引き受けられません。

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賃貸借契約時に必要な費用と注意

日本では、民間のアパートなどの賃貸物件を借りるときには、敷金、礼金、仲介手数料と大体3種類の費用がかかります。また、家賃も前払いするのが慣習です。通常は敷金が家賃の2ヵ月分、礼金が2ヵ月分、仲介料が1ヵ月分必要で、前払いの家賃とあわせて家賃の6ヶ月分の費用が必要になります。

敷金(保証金)

敷金は、入居時に家賃滞納や補修費などの担保として家主に対して預けるものです。

礼金(権利金)

礼金も、入居時に家主に対して支払われるものですが、敷金と違って退去するときに戻ってきません。
(注)最近では敷金、礼金を支払う必要の無い賃貸物件もあるようですが、退去する際の費用を多く取られる場合がありますので必ず確認しましょう。

契約時の注意

  1. 家賃以外に毎月の費用として管理費がかかります。共用部分(階段や廊下、エレベーター)の水道光熱費、管理維持にかかる費用です。また、駐車場の料金は家賃とは別となります。
  2. 契約書は、内容をよく理解してから署名(捺印)してください。不明な点は、日本の事情に詳しい友人などに聞いて確認してください。
  3. 賃貸借の契約期間は通常2年間です。契約期間の途中で解約する場合は、1~2ヶ月前に連絡しましょう。また、日本の滞在が短い場合は、事前に不動産業者に伝えておきましょう。

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電気・ガス・水道

電気

日本の電圧は100Vです。周波数は「50Hz」と「60Hz」があり、港区のある東日本では「50Hz」、西日本では「60Hz」となっています。電気器具には適応する周波数が表示されていますので、購入する際は確認してください。入居したときは、配電盤にあるブレーカースイッチを入れて、備え付けのはがきに記入して投函し、退去する際は配電盤にあるブレーカーを切っておきます。港区内は東京電力から電気を供給されており、東京電力と電気の使用契約を結ぶことになります。

■お問い合わせ
東京電力カスタマーセンター(第1:お台場地区)
Tel. 0120-995-001
東京電力カスタマーセンター(第2:お台場地区以外)
Tel. 0120-995-005

受付時間:月〜土曜日(祝休日を除く)の9時〜17時
URL: http://www.tepco.co.jp/en/index-e.html

ガス

ガスは、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。港区内では、都市ガスが多く供給されています。器具を購入する際は、適応するガスの種類を確認してください。引越しして始めてガスを使用するときは、都市ガスは東京ガス、プロパンガスはプロパンガスを供給する会社による点検と開栓が必要になります。退去の際は、閉栓と料金の精算を行います。

■お問い合わせ
東京電力カスタマーセンター(第1:お台場地区)
Tel. 0120-995-001
東京電力カスタマーセンター(第2:お台場地区以外)
Tel. 0120-995-005

受付時間:月〜土曜日(祝休日を除く)の9時〜17時
URL: http://www.tepco.co.jp/en/index-e.html

水道

日本の水道水は、そのまま飲むことができます。消毒剤の臭いが気になるときは、一度煮沸すれば大丈夫です。

■お問い合わせ
東京都水道局 お客さまセンター
Tel.03-5323-1100(引越し・契約変更)、03-5326-1101(料金、漏水など)
受付時間:8時30分〜20時
URL: http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/eng/index.html

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住むにあたっての注意

部屋の改造

契約書で認められている場合を除き、部屋の内部を勝手に改造することはできません。部屋の中を変えたい場合、必ず家主の許可を得てください。  通常の生活の中で自然に汚れる程度であれば清掃費を支払う必要はありませんが、極端に部屋が汚れていたり、破損があると、退去時に敷金から差し引かれたり、別途にリフォーム費用を請求される場合があります。

住むときに気をつける事

日本の集合住宅は壁が薄く、隣家と接近しているところでは音が伝わりやすく、近隣とのトラブルに発展することがあります。特に木造家屋は注意しましょう。

  • 日常生活では、大きな音をたてないようにしましょう。
  • 夜間、早朝の掃除機・洗濯機の使用は控えましょう。
  • 香りのきつい香辛料などを使う調理をする際は、窓を閉める等、極力周りに気を配りましょう。

ルームシェア

アパートには契約した人以外は住めません。他の人と同居したい場合は、事前に家主の許可を得てください。

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ごみの出し方

日本では、ごみの収集は原則として各自治体が行っています。収集した後に、焼却するものや再利用する物などに分けるため、収集する際にも種別ごとに分別して行います。したがって、ごみを出す際には、各自治体に決められたルールに従って出す必要があります。引っ越しなどで住む地域が変わったら、必ず自分の住む地域の分別方法や収集日、収集場所などを確認してください。ルールを守らずにごみを出すと、地域の住民の方とトラブルの原因となりますので注意が必要です。

<港区のHPより>
【港区では】
ごみは分別して、決められた収集日の午前8時までに資源・ごみ集積所に出してください。
可燃ごみは週2回、不燃ごみは月2回、資源(古紙、びん、かん、ペットボトル)及び資源プラスチックは週1回ずつ収集します。収集日や資源・ごみ集積所については、みなとリサイクル清掃事務所、マンションなどの管理事務所、または家主などにお問い合わせください。
また、港区では、ごみの出し方やごみ出しのマナーなどをお知らせするために、「分別ガイドブック(英語・中国語・ハングル)」や「ごみの分け方・出し方(英語・中国語・ハングル)」を発行しています。

問い合わせ:みなとリサイクル清掃事務所(Tel. 03-3450-8025)

ごみの分別方法と出し方

可燃ごみ(週2回収集)
生ごみ、紙くず、ゴム製品、皮革製品、衣類、紙おむつ、食用油、汚れが落とせないプラスチックなど。これらを出すときは、ふた付きの容器または中身の見える袋に入いれてください。

<注意点>

  • 生ごみはしっかりと水気を切ってから出してください。
  • 紙おむつは、排せつ物をトイレに流してから出してください。
  • 食用油は、紙や布に染み込こませるか凝固剤で固めてから出してください。
  • 段ボールや紙袋に入れて出さないでください。

不燃ごみ(月2回収集)
陶磁器類、ガラス類、金属製品類、スプレー缶、カセットボンベ、ライター、電球、蛍光灯、30cm未満の小型家電製品など。これらを出すときは、ふた付きの容器または中身の見える袋に入れてください。

<注意点>

  • スプレー缶、カセットボンベ、ライターなどは引火・爆発の原因になりますので、中身を使い切ってから他の不燃ごみとは別の袋で出してください。袋には「キケン」と明記してください。
  • 割れたびん、刃物、かみそりなどの危険物は、新聞紙などで包み「キケン」と書いて出してください。
  • 蛍光灯、電球は購入時のケースに入れて出してください。
  • 段ボールや紙袋に入れて出さないでください。

資源(週1回回収)
古紙、びん、かん、ペットボトル

<注意点>

  • 「新聞紙・折込み広告」、「雑誌・包装紙・ノート、菓 子箱」、「段ボール(ろう引きのものは除く)」はそれ ぞれひもで縛って出してください。なお、紙に付着して いる粘着テープ、金具、クリップなどは外してください。
  • 紙パック(牛乳パックなど内側が白いもの)は水ですすいで切り開き、乾かしてからひもで縛って出してください。
  • ビニールコート紙、カーボン紙、感熱紙などは資源としては回収できませんので、可燃ごみに出してください。
  • 飲料、食料品用のびん、かんは、軽く残り水などですすいで出してください。
  • ワインなどのボトルを出すときは、栓やびんの首まわりの包装フィルムや金属を取り除いてください。
  • 油汚れの落とせないびん、かん、化粧品・薬品のびん、割われたびん、コップなどは不燃ごみに出してください。
  • ペットボトルは、キャップとラベルを取り外し、中身を軽くすすぎ、つぶしてから資源として出してください。取り外したキャップとラベルは資源プラスチックに出してください。

<注意点>

  • 汚れのあるものは古布でふき取る、残り水ですすぐなどして汚れを落としてから出してください。油や薬品などの汚れが落とせないプラスチックは、可燃ごみに出してください。
  • プラマークを目安に分別してください。資源プラスチック(週1回回収)
  • 容器包装プラスチック(プラスチック製のトレイ、袋、パック、カップなど)だけでなく、製品プラスチック(プラスチック製のハンガー、歯ブラシなど)も資源プラスチックとして回収しています。
粗大ごみの収集

<注意点>
家具・寝具など、おおむね1辺が30cm以上のものが粗大ごみになります。粗大ごみの収集は有料です。また、粗大ごみの収集は事前申し込みが必要です。粗大ごみ受付センターに申し込み、収集日と手数料を確認してください。なお、インターネットからも申込みができます。また、粗大ごみを出すときには、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの取扱店、みなとリサイクル清掃事務所または各地区総合支所協働推進課で手数料の金額分の有料粗大ごみ処理券(港区専用)を購入し、粗大ごみに貼って出してください。

問い合わせ:粗大ごみ受付センター
Tel. 03-5296-7000
受付時間(電話申込み):月曜日~土曜日 8時~19時
ホームページ:http://sodai.tokyokankyo.or.jp(インターネット申込みは24時間受付)

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引っ越し

引っ越しをする際は、下記のような各種手続きが必要となります。

東京電力 引越しの際は料金の精算が必要です。インターネットでも手続ができます。
問い合わせ:Tel. 0120-995-005(引越しの連絡、契約内容の変更など)、お台場地区は0120-995-001
受付時間:月〜土曜日(祝休日を除く)の9時〜17時
URL: http://www.tepco.co.jp/en/index-e.html
東京ガス 問い合わせ:お客さまセンター
Tel. 0570-002211(PHS、IP Phoneは03-3344-9100)
受付時間:月〜土曜日=9時〜19時、日曜日・祝日=9時〜17時
URL: http://www.tokyo-gas.co.jp/index_e.html
東京都水道局 請求書や「検針票」等に記載されている「お客さま番号」を控え、転居の連絡をします。
インターネットでも手続ができます(日本語のみ)。
問い合わせ:東京都水道局 お客さまセンター
Tel.03-5323-1100(引越し・契約変更)、03-5326-1101(料金、漏水など)
受付時間:8時30分〜20時
URL:
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/eng/index.html
NTT・携帯電話 住所の変更が必要です。
NTT East Information:0120-116-000 (toll free) その他、契約している携帯電話会社へ連絡してください。
区役所 在留カード、国民健康保険、国民年金などで手続が必要です。
郵便局 日本国内での転居の場合、届け出れば、1年間は旧住所宛の郵便物が新住所に転送されます。
銀行・カード会社 住所の変更が必要です。
運転免許証 住所の変更が必要です。

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