当日の実行委員長(MIA学生会員)から感想が寄せられました。
ユースチームでは、7月、日本の伝統文化の紹介イベントとして、「かるた大会」を初開催した。
江戸時代の再現を目指して、部屋に凧を飾り、三味線音楽を流した。浴衣姿の参加者も多く見られた。
インド、シンガポール、カナダ、ベトナム、台湾、フランスとバラエティに富んだ各国からの参加者は、早々にルールを覚えて終盤にはかなり「かるた」に強くなっており、私たち日本人を驚かせた。
個人戦やチーム対抗戦を楽しんだ後は、自国の言語での諺と文化を紹介し合った。諺は、「一石二鳥」「五十歩百歩」など万国共通の意味合いのものもあれば、国によって捉え方が違うものもあり、その国の価値観や国民性を非常によく表していると思った。
異文化を知るよい機会となったこの大会を今回だけで終わらせるのではなく、「次は、さらに難易度の高い、漢字を使ったカルタや百人一首の大会をしましょう」と再会を約束して閉会した。