3月12日(土)に探訪ウォーキングを開催しました。
当日の実行委員長(MIA会員)から下記のような感想が寄せられました。
2016年の探訪ウォ-キングは、3月12日(土)、「港区内に残る赤穂義士の足跡を訪ねて」と題して実施しました。今回初めて「港区観光ボランティアの会」にガイドをお願いしました。
寒い曇り空の下、新橋SL広場に外国人17名を含む総勢38名が集合。すぐ近くの桜田公園に移動し、ガイドの方から注意事項、ウォーキングの行程、赤穂事件などの説明があった後、出発しました。
18世紀初頭の江戸時代元禄期、江戸城松之大廊下で、高家旗本の吉良上野介に斬りつけたとして切腹に処せられた播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭に代わり、家臣の大石内蔵助以下47人が吉良を討ったのが「赤穂事件」です。
最初に廻ったのは、浅野内匠頭の終焉の地。折しも二日後の3月14日は、315年前、松之廊下の刃傷のあと即日切腹となった日でした。
その後、義士が預けられた毛利邸、松平邸、水野邸、細川邸の4大名屋敷跡を廻りました。
現在では六本木ヒルズの毛利庭園、イタリア大使館などになっており、当時を忍ばせるものは何もなく小さな説明看板のみで、少し残念な気がしました。
最後に、浅野家の菩提寺で47義士が祀られている「泉岳寺」に到着しました。
参加された外国人は、赤穂事件を題材にしたハリウッド映画「47RONIN」を見ている方も多く、事前説明もあったので、実際に起きた事件と理解されたようでした。
以前にも参加された外国人のカップルが今回も参加されて嬉しくなりました。寒い中、殆ど脱落者もなく、無事に皆さん約9キロのコースを歩きました。
お疲れ様でした。