コミュニティ通訳者の育成と派遣について
コミュニティ通訳者の育成と
派遣について
ことばの壁をこえて、地域のつながりを支えるしくみ
ことばの壁をこえて、地域のつながりを
支えるしくみ
多様な文化やことばをもつ人々が地域でともに暮らしていくためには、必要な情報を正しく伝え合い、互いの思いや文化を理解し合うことが大切です。その橋渡し役として活躍するのが、「コミュニティ通訳」です。
港区国際交流協会(MIA)では、地域社会の一員として活動するコミュニティ通訳者を育成し、必要な場面に派遣するしくみを整えています。この通訳は、ビジネスや専門会議での通訳とは異なり、地域の生活に密着した、公的・公益的な目的のための支援です。
MIAのコミュニティ通訳活動に参加を希望する方には、通訳の基本的なスキルに加え、地域における役割や倫理を学ぶ研修を受講していただきます。語学力については、本人の自主的な研鑽により維持・向上していただくことを前提としています。
研修を修了し、MIAのコミュニティ通訳活動に登録している会員のほか、必要に応じて外国人支援に取り組む地域の団体やネットワークの協力も得ながら、市民活動としての通訳支援を行っています。
コミュニティ通訳「相談通訳」ボランティア育成研修
MIAでは東京外国人支援ネットワークが実施する「外国人のためのリレー専門家相談会」の一環として、「外国人のための無料専門家相談会」を実施しています。MIAでコミュニティ通訳の活動に参加を希望する方は、まずこの相談会に通訳ボランティアとして参加する方のための準備研修にご参加ください。
コミュニティ通訳「相談通訳」ボランティア育成研修
(MIA「外国人のための無料専門家相談会に向けた準備研修」)
研修内容
(年度によって構成を一部変更する可能性があります)
- 多文化共生のための外国人相談/コミュニティ通訳とは
- 外国人住民を支えるための基礎知識(在留資格、生活上の課題など)
- 通訳を行うための技術とマナー/相談通訳におけるケーススタディ
- 相談会を想定したロールプレイ演習 など
本研修を修了すると、このような活動の場があります
- MIA「外国人のための無料専門家相談会」をはじめ、MIAが主催する相談事業や交流事業等における通訳活動
- 地域イベントでの通訳活動 など
コミュニティ通訳者派遣
外国にルーツを持つ住民の方が、地域で安心して暮らせるように。 MIAでは、行政手続きや地域の相談などで通訳が必要な場面に、コミュニティ通訳者を派遣しています。
このサービスは、「地域のため」「公的な目的のため」のものです。ことばの違いによる不安を少しでも軽くし、地域のつながりを育むお手伝いをしています。
※対応可能な言語は、通訳者の登録状況によって異なります。詳細はお問い合わせください。
対応できること/できないこと
◯ 対応できること(例):
- 区役所や公共機関での手続き
- 保育園・幼稚園・学校での面談
- 地域の生活相談(子育て・就労・福祉など)
- 地域の防災訓練
- 地域団体などによる公的活動 など
✕ 対応できないこと:
- 医療機関での通訳(※医療通訳には対応していません)
- 個人宅への通訳者派遣(ご自宅での対応はできません)
- 裁判・警察・法的手続きに関する通訳
- ビジネス交渉や契約などの商業目的
- 書類翻訳のみのご依頼
- 通訳者による個人的な相談対応やアドバイス
通訳は、協会のコミュニティ通訳活動に登録している会員が担当します。
通訳者は中立的な立場で、必要な情報を正確に伝えることを目的としており、助言は行いません。
また、個人情報や相談内容の秘密は厳守しますので、安心してご利用ください。
料金について
通訳者の派遣には、内容や時間に応じて費用が発生します。
詳細については、下記のページよりお問い合わせください。
お申込みについて
原則として、行政機関や地域団体からのお申込みをお願いしています。
このような通訳支援は、個人だけの問題ではなく、地域で支える大切な取り組みです。
そのため、できるだけ制度として予算化し、ご活用いただくことをお願いしています。
とはいえ、そのような取り組みがまだ十分に行き届いていない場面もあります。
個人の方からのご相談にも、内容によって対応できる場合がありますので、まずはお問い合わせください。